1年生の少年

何年か前の4月に、1年生が新しくチームに入りました。サッカーは全くの初心者でした。

7月頃にホームの小学校で息子たちの学年と交互にやる練習試合があったので、1年生の試合も見学しました。

その子はボールにはガツガツはいかず、あまりボールには触れていませんでした。そんな時、もうお子さんは卒業されて、いませんが、ご自身はチームに残られているお父さんコーチが、

「〇〇、試合に集中しろっ!」「〇〇、サッカーやれよっ!」などなど。かなりの怒号が。。。完全にありえないと思いました。1年生の試合でコーチの自分に酔っているようでした。

それから数か月その子はチームを辞めてしまいました。きっと自分が試合を見学した日以降も、同じような事が続いたと思われます。聞けばチームを辞めるまでは学校にも、行きたがらなくなってしまってたようです。

その話を聞いた時腹立たしくなりました。4月に入部募集チラシやHPを見て、夢と希望を持ってグラウンドに来たのに・・・

 

親御さんもチラシやHPには『サッカーを楽しもう』なんてかいてあるから、まさかこのようなチームだとは思わなかったと思います。コーチの紹介ページには『低学年を教えるのが得意な、とても優しいコーチ』なんて紹介されています。

 

ボランティアコーチといえども、コーチを引き受けた以上は、サッカー以外にも子供たちの成長に関わっていることを自覚してほしいです。もちろんボランティアコーチにも素晴らしい方はいますが。

 

 

 

その子はチームを辞めてから、元気に学校に行っているようです。